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自由律俳句(21~40)


立ち止まる蜻蛉を躱せないでいる

 

火に酔う虫の気持ちも分からないではない

 

衒う気を探す

 

左腕の白毛機嫌を窺う伸び方

 

死因はキンチョールに非ず

 

歯切れの悪い俳句我自由なりや?

 

碧梧桐の自由さ山頭火草不可避

 

あゞ目覚めてしまつたのね

 

「死にたい」という言葉で生きる

 

戸棚の肥やし種はガラクタ

 

なるようになる人生哉とドヤ顔で

 

少年よ雨ふり立ち漕ぎどこへ行く

 

碧梧桐と夾竹桃似ているなどと供述しており

 

片翼だけで飛べぬのが人

 

ケンタッキーにティッシュを巻いたばかりに

 

「酒がなくても生きていける」と気づいた時の酒もまた

 

雲になりたくて詠んでいる節がある

 

恋々としている地位と名誉の他になに?

 

坊主もチャリで汗が飛ぶ

 

もう地面に足をつけたくない