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短歌(01~06)


I LOVE YOUの代わりに叫ぶ貴方の名速く遠くに飛べよ白鳥

 

仕方ないと困ったように笑う君吐息が白く冷たく甘い

 

家電に掛ける勇気をくださいと祈ったものとスマホに掛ける

 

「おやすみ」と囁く君の唇で明日はどんな歌を詠む哉

 

雨音と勘違いして傘を差す降るのは夏の残骸か

 

静寂に包まれたいと願う夜意地を張るなと耳鳴りが言う